大小2つのサイコロを投げたときに、以下の確率を求めます。 (1) 出た目の数の和が4となる確率 (2) 出た目の数の和が4以下となる確率 (3) 出た目の数の積が12となる確率 (4) 出た目の数の積が12にならない確率

確率論・統計学確率サイコロ場合の数
2025/8/11

1. 問題の内容

大小2つのサイコロを投げたときに、以下の確率を求めます。
(1) 出た目の数の和が4となる確率
(2) 出た目の数の和が4以下となる確率
(3) 出た目の数の積が12となる確率
(4) 出た目の数の積が12にならない確率

2. 解き方の手順

まず、大小2つのサイコロの目の出方の総数を求めます。これは 6×6=366 \times 6 = 36 通りです。
(1) 出た目の数の和が4となるのは、(1, 3), (2, 2), (3, 1) の3通りです。
したがって、確率は 336=112\frac{3}{36} = \frac{1}{12} です。
(2) 出た目の数の和が4以下となるのは、和が2, 3, 4となる場合です。
和が2となるのは(1, 1)の1通り。
和が3となるのは(1, 2), (2, 1)の2通り。
和が4となるのは(1, 3), (2, 2), (3, 1)の3通り。
合計で 1+2+3=61 + 2 + 3 = 6 通りです。
したがって、確率は 636=16\frac{6}{36} = \frac{1}{6} です。
(3) 出た目の数の積が12となるのは、(2, 6), (3, 4), (4, 3), (6, 2) の4通りです。
したがって、確率は 436=19\frac{4}{36} = \frac{1}{9} です。
(4) 出た目の数の積が12にならない確率を求めます。これは、すべての目の出方から積が12になる場合を除いたものです。
積が12になるのは4通りだったので、積が12にならないのは 364=3236 - 4 = 32 通りです。
したがって、確率は 3236=89\frac{32}{36} = \frac{8}{9} です。

3. 最終的な答え

(1) 112\frac{1}{12}
(2) 16\frac{1}{6}
(3) 19\frac{1}{9}
(4) 89\frac{8}{9}

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