正四面体ABCDにおいて、表面を通って頂点Bから頂点Dまで、ひもをゆるまないようにかける。辺AC上の点Pを通るようにひもをかけたとき、その長さを求める。正四面体の一辺の長さは8cmである。

幾何学空間図形正四面体展開図余弦定理最短距離
2025/8/11

1. 問題の内容

正四面体ABCDにおいて、表面を通って頂点Bから頂点Dまで、ひもをゆるまないようにかける。辺AC上の点Pを通るようにひもをかけたとき、その長さを求める。正四面体の一辺の長さは8cmである。

2. 解き方の手順

正四面体の展開図を考える。点Bから点Dまでひもを最短になるようにかけるということは、展開図においてBとDを結ぶ直線になるということである。
展開図において、B, A, C, Dが一直線上に並ぶように展開すると、BAC=60\angle BAC = 60^\circCAD=60\angle CAD = 60^\circより、BAD=120\angle BAD = 120^\circとなる。
ABD\triangle ABDにおいて、余弦定理を用いると
BD2=AB2+AD22ABADcos120BD^2 = AB^2 + AD^2 - 2AB \cdot AD \cdot \cos{120^\circ}
BD2=82+82288(12)BD^2 = 8^2 + 8^2 - 2 \cdot 8 \cdot 8 \cdot (-\frac{1}{2})
BD2=64+64+64BD^2 = 64 + 64 + 64
BD2=192BD^2 = 192
BD=192=643=83BD = \sqrt{192} = \sqrt{64 \cdot 3} = 8\sqrt{3}

3. 最終的な答え

838\sqrt{3} cm

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