放物線 $y = x^2 + k$ (①) と次の円の共有点の個数を調べる。 (1) $x^2 + y^2 = 4$ (2) $x^2 + y^2 = \frac{1}{4}$
2025/8/12
1. 問題の内容
放物線 (①) と次の円の共有点の個数を調べる。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
放物線 を円の方程式に代入し、 についての解の個数を調べる。
(1) に を代入する。
とおくと、 である。
この2次方程式の解 の個数によって、もとの方程式の解 の個数が決まる。
判別式
すなわち のとき、異なる2つの実数解を持つ。
が2つとも正のとき、 は4個
が正と負のとき、 は2個
が2つとも負のとき、 は0個
が正と0のとき、 は3個
が0と0のとき、 は1個
のとき、 の解は
かつ すなわち かつ のとき、 ならば、 となり、 の解は4個。
すなわち ならば、 は異符号となり、 の解は2個。
ならば、 となり、 ならば、, であり、 の解は1個。
ならば、, であり、 の解は3個。
すなわち のとき、重解を持つ。
は2個。
すなわち のとき、実数解を持たない。 は0個。
以上より、
のとき、0個
のとき、2個
のとき、2個
のとき、3個
のとき、2個
のとき、1個
のとき、0個
(2) に を代入する。
とおくと、 である。
この2次方程式の解 の個数によって、もとの方程式の解 の個数が決まる。
判別式
すなわち のとき、異なる2つの実数解を持つ。
が2つとも正のとき、 は4個
が正と負のとき、 は2個
が2つとも負のとき、 は0個
が正と0のとき、 は3個
が0と0のとき、 は1個
のとき、 の解は
かつ すなわち かつ のとき、 ならば、 となり、 の解は4個。
すなわち ならば、 は異符号となり、 の解は2個。
ならば、 となり、 ならば、, であり、 の解は1個。
ならば、, であり、 の解は1個。
すなわち のとき、重解を持つ。
は1個。
すなわち のとき、実数解を持たない。 は0個。
3. 最終的な答え
(1)
のとき、0個
のとき、2個
のとき、2個
のとき、3個
のとき、2個
のとき、1個
のとき、0個
(2)
のとき、0個
のとき、1個
のとき、2個
のとき、1個
のとき、0個