与えられた式は、ある物体の鉛直方向の位置 $y$ を、初速度 $V_0$、角度 $\theta$、重力加速度 $g$ を用いて表したものです。この式を整理して、$y$ を簡単に表現することが目的です。式は以下の通りです。 $y = V_0 \cdot \frac{V_0 \sin \theta}{g} - \frac{1}{2} g \left( \frac{V_0 \sin \theta}{g} \right)^2$

応用数学物理力学運動数式整理
2025/8/12

1. 問題の内容

与えられた式は、ある物体の鉛直方向の位置 yy を、初速度 V0V_0、角度 θ\theta、重力加速度 gg を用いて表したものです。この式を整理して、yy を簡単に表現することが目的です。式は以下の通りです。
y=V0V0sinθg12g(V0sinθg)2y = V_0 \cdot \frac{V_0 \sin \theta}{g} - \frac{1}{2} g \left( \frac{V_0 \sin \theta}{g} \right)^2

2. 解き方の手順

まず、与えられた式を展開します。
y=V0V0sinθg12gV02sin2θg2y = V_0 \cdot \frac{V_0 \sin \theta}{g} - \frac{1}{2} g \cdot \frac{V_0^2 \sin^2 \theta}{g^2}
次に、式を整理します。
y=V02sinθg12V02sin2θgy = \frac{V_0^2 \sin \theta}{g} - \frac{1}{2} \cdot \frac{V_0^2 \sin^2 \theta}{g}
V02sinθg\frac{V_0^2 \sin \theta}{g} を共通因数としてくくり出します。
y=V02sin2θg(112)y = \frac{V_0^2 \sin^2 \theta}{g} (1 - \frac{1}{2})
括弧の中を計算します。
y=V02sin2θg12y = \frac{V_0^2 \sin^2 \theta}{g} \cdot \frac{1}{2}
最後に、式を整理して最終的な形にします。
y=V02sin2θ2gy = \frac{V_0^2 \sin^2 \theta}{2g}

3. 最終的な答え

y=V02sin2θ2gy = \frac{V_0^2 \sin^2 \theta}{2g}

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