三角形ABCにおいて、$b=3$, $c=6\sqrt{2}$, $\angle A = 45^\circ$であるとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円正弦定理余弦定理
2025/8/12

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=3b=3, c=62c=6\sqrt{2}, A=45\angle A = 45^\circであるとき、三角形ABCの外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いて辺aの長さを求める。余弦定理は次の通り。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc \cos A
与えられた値を代入すると、
a2=32+(62)22362cos45a^2 = 3^2 + (6\sqrt{2})^2 - 2 \cdot 3 \cdot 6\sqrt{2} \cos 45^\circ
a2=9+7236222a^2 = 9 + 72 - 36\sqrt{2} \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}
a2=8136a^2 = 81 - 36
a2=45a^2 = 45
したがって、a=45=35a = \sqrt{45} = 3\sqrt{5}
次に、正弦定理を用いて外接円の半径Rを求める。正弦定理は次の通り。
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
したがって、
R=a2sinAR = \frac{a}{2\sin A}
与えられた値を代入すると、
R=352sin45R = \frac{3\sqrt{5}}{2 \sin 45^\circ}
R=35222R = \frac{3\sqrt{5}}{2 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}}
R=352R = \frac{3\sqrt{5}}{\sqrt{2}}
R=3522R = \frac{3\sqrt{5}\sqrt{2}}{2}
R=3102R = \frac{3\sqrt{10}}{2}

3. 最終的な答え

3102\frac{3\sqrt{10}}{2}

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