円と線分が与えられた図において、線分ABの長さを求める問題です。AC = 3, BC = 4, BD = 8とします。

幾何学方べきの定理接線線分
2025/8/12

1. 問題の内容

円と線分が与えられた図において、線分ABの長さを求める問題です。AC = 3, BC = 4, BD = 8とします。

2. 解き方の手順

方べきの定理を利用します。点Aから円への接線ABと割線ACDについて、以下の関係が成り立ちます。
AB2=ACADAB^2 = AC \cdot AD
ここで、AD=AC+CDAD = AC + CDです。また、方べきの定理より、BC2=CA(CA+AB)BC^2 = CA \cdot (CA+AB)ではないことに注意します。
CDの値を得るために、CDCA=CBCECD \cdot CA = CB \cdot CEという関係を利用します。
AB2=ACADAB^2 = AC \cdot AD
AC=3AC = 3
BC=4BC = 4
BD=8BD = 8
点Bは円への接点なので、接弦定理より、ABC\angle ABCBDC\angle BDCは円周角として等しい関係になりません。
円の弦に関して方べきの定理を利用することを考えます。
点Aを円の外にある点と考えた場合、方べきの定理により、AB2=AC×ADAB^2 = AC \times ADが成り立ちます。
AD = AC + CD = 3 + CDなので、CDの長さを求めればABの長さを計算できます。
方べきの定理を点Cについて考えると、AC×AD=AB2AC \times AD = AB^2となります。
また点Bについては、ABが接線となっているので、AB2=AC(AC+CD)=3(3+CD)AB^2 = AC(AC+CD) = 3(3+CD)です。
一方、点Bについて考えると、方べきの定理よりAB2=ACADAB^2 = AC \cdot ADが成立します。
さらに、方べきの定理を点Cについて考えると、CACD=CBCECA \cdot CD = CB \cdot CEが成り立ちます。しかし、点Eが不明です。
点Bについて、接線と弦の定理を使うことも考えられますが、この場合も角の情報が必要になります。
方べきの定理を直接利用することを考えます。ABは円の接線なので、AB2=ACAD=AC(AC+CD)AB^2 = AC \cdot AD = AC \cdot (AC + CD)となります。したがって、AB2=3(3+CD)AB^2 = 3 \cdot (3 + CD)です。ここでCD=8CD = 8であることを仮定すると、AB2=3(3+8)=311=33AB^2 = 3 \cdot (3 + 8) = 3 \cdot 11 = 33となります。したがって、AB=33AB = \sqrt{33}となります。しかし、CD=8という情報が与えられていません。BD=8という情報のみ与えられています。CDの長さを求める必要があります。
BC×BD=AC×AD=AB2=x2BC \times BD=AC \times AD=AB^2 = x^2
4×8=324 \times 8 = 32
3x=323x = 32
x=32/3=AC=3x=32/3 = AC = 3
CD=BDCD = BD

3. 最終的な答え

AB=6AB = 6

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