正方形 $ABCD$ を底面とする正四角錐 $O-ABCD$ において、$OA = \sqrt{2}$、$AB = \sqrt{2}$ であるとき、この四角錐の外接球の半径を求める問題です。

幾何学空間図形正四角錐外接球三平方の定理
2025/8/12

1. 問題の内容

正方形 ABCDABCD を底面とする正四角錐 OABCDO-ABCD において、OA=2OA = \sqrt{2}AB=2AB = \sqrt{2} であるとき、この四角錐の外接球の半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

正四角錐 OABCDO-ABCD の外接球の中心を PP とします。
OA=OB=OC=OD=2OA = OB = OC = OD = \sqrt{2}、また AB=BC=CD=DA=2AB = BC = CD = DA = \sqrt{2} です。
正方形 ABCDABCD の対角線の交点を MM とすると、OMOMABCDABCD に垂直です。
また AM=2×22=2AM = \frac{\sqrt{2} \times \sqrt{2}}{\sqrt{2}} = \sqrt{2} となります。
OM=hOM = h とおくと、直角三角形 OMAOMA で三平方の定理より、
OM2+AM2=OA2OM^2 + AM^2 = OA^2 なので、h2+(2)2=(2)2h^2 + (\sqrt{2})^2 = (\sqrt{2})^2、したがって h=OM=0h = OM = 0 となります。
OM=0OM=0 であるので、点 OO は正方形 ABCDABCD の中心 MM と一致します。
外接球の中心 PP は線分 OMOM 上にあり、OA=OB=OC=ODOA = OB = OC = OD より、PA=PB=PC=PDPA = PB = PC = PD が成立する必要があることから、正方形ABCDABCD の中心 MM に一致します。
したがって外接球の半径は PA=2PA = \sqrt{2} となります。

3. 最終的な答え

2\sqrt{2}

「幾何学」の関連問題

投影図から立体の名前を答える問題です。①、②、③のそれぞれの投影図が示す立体の名称を答えます。

投影図立体正四角錐円柱半円柱図形
2025/8/12

図形の回転体の体積を求める問題です。図は、縦12cm、横9cmの長方形の上に、半径9cmの半円が乗った図形です。この図形を直線lを軸として1回転させたときにできる立体の体積を求めます。円周率は$\pi...

体積回転体円柱半球円周率
2025/8/12

問題は、与えられた立体の表面積を求めることです。具体的には、四角柱、円柱、正四角錐の表面積をそれぞれ計算します。

表面積四角柱円柱正四角錐体積
2025/8/12

ベクトル $\vec{a} = (1, -1)$ に垂直な単位ベクトル $\vec{e}$ を求めよ。

ベクトル垂直単位ベクトル内積
2025/8/12

与えられた2次関数 $y = 2(x-1)^2 + 1$ の軸を求める問題です。頂点は点(1,1)と与えられています。

二次関数放物線頂点標準形
2025/8/12

直線 $l$ 上にあり、2辺 $OA$, $OB$ から等しい距離にある点 $Q$ を作図する問題です。

作図角の二等分線距離
2025/8/12

三角形ABCの面積Sを求める問題です。3つの小問があり、それぞれ与えられた辺の長さや角度の情報が異なります。

三角形面積三角比ヘロンの公式
2025/8/12

$|\vec{a}| = 6$, $|\vec{c}| = 1$ であり、$\vec{a}$ と $\vec{b}$ のなす角は $60^\circ$ である。$\vec{a}$ と $\vec{c}...

ベクトル内積ベクトルの大きさ角度
2025/8/12

半径が $3$ で、弧の長さが $4\pi$ である扇形の中心角と面積を求めます。

扇形弧の長さ面積中心角ラジアン
2025/8/12

直線 $l$ の方程式が $y = x + 6$、直線 $m$ の方程式が $y = -\frac{1}{2}x + 9$ である。直線 $l$ と $x$ 軸の交点を $A$、直線 $m$ と $x...

座標平面直線長方形面積
2025/8/12