底面の半径が3、高さが1の円錐について、この円錐に外接する球の半径を求める問題です。

幾何学円錐外接ピタゴラスの定理
2025/8/12

1. 問題の内容

底面の半径が3、高さが1の円錐について、この円錐に外接する球の半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

円錐の底面の半径を rr、高さを hh、外接球の半径を RR とします。この問題では、r=3r=3h=1h=1 です。
外接球の中心をOとします。Oから円錐の底面に下ろした垂線の足をHとします。Oは円錐の軸上にあります。
OHの長さを xx とすると、R=hx=1xR = h - x = 1 - x です。また、球の中心から底面の円周までの距離も RR です。
したがって、ピタゴラスの定理より、
r2+x2=R2r^2 + x^2 = R^2 が成り立ちます。
r=3r = 3h=1h = 1R=1xR = 1 - x を代入すると、
32+x2=(1x)23^2 + x^2 = (1 - x)^2
9+x2=12x+x29 + x^2 = 1 - 2x + x^2
9=12x9 = 1 - 2x
2x=192x = 1 - 9
2x=82x = -8
x=4x = -4
したがって、R=1x=1(4)=1+4=5R = 1 - x = 1 - (-4) = 1 + 4 = 5

3. 最終的な答え

外接球の半径は5です。

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