図1において、四角形ABCDは正方形であり、点Pは辺BC上にある。∠PABの大きさを$a^\circ$とするとき、∠CSPの大きさを$a$を用いた式で表す。また、図2において、△ABP≡△ADQであることを証明する。

幾何学図形正方形合同角度証明
2025/8/12

1. 問題の内容

図1において、四角形ABCDは正方形であり、点Pは辺BC上にある。∠PABの大きさをaa^\circとするとき、∠CSPの大きさをaaを用いた式で表す。また、図2において、△ABP≡△ADQであることを証明する。

2. 解き方の手順

(1) ∠CSPの大きさをaaで表す。
まず、正方形の性質より、∠ABC = ∠BCD = 90°である。
また、∠PAB = aa^\circなので、∠BAP = aa^\circ
△ABPにおいて、∠APB = 180° - (∠BAP + ∠ABC) = 180° - (aa^\circ + 90°) = 90° - aa^\circ
AP⊥AQなので、∠PAQ = 90°。
∠DAQ = ∠PAQ - ∠PAB = 90° - aa^\circ
△ADQにおいて、∠ADQ = 90°なので、∠AQD = 180° - (∠ADQ + ∠DAQ) = 180° - (90° + (90° - aa^\circ)) = aa^\circ
QR平行APなので、∠RQD=∠PAQ = 90°。
したがって、∠RQC=90°-∠AQD=90°-aa^\circ
∠QRC=90° なので、四角形PRCSにおいて∠PSC=360°-∠CRP-∠RCS-∠SPR = 360°-90°-90°-90°=90°
PR平行APなので、∠SPR=90°
したがって, ∠CSR=180°-∠PSC=180°-90°=90°。
∠CSP+∠PSR=180°
∠PSR+∠RSC=180°
∠CSP=∠RSC
四角形ABCDは正方形よりCD平行ABなので ∠RSC =∠AQD = aa^\circ
(2) △ABP≡△ADQを示す。
△ABPと△ADQにおいて、
AB = AD (正方形の辺)
∠BAP = ∠DAQ = aa^\circ
∠ABP = ∠ADQ = 90°
よって、一辺とその両端の角がそれぞれ等しいので、△ABP≡△ADQ

3. 最終的な答え

(1) ∠CSP = aa^\circ
(2) △ABP≡△ADQ (証明終わり)

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