座標平面上の2つの円 $C_1$ と $C_2$ はどちらも第1象限に中心があり、$x$軸、$y$軸、および直線 $3x + 4y = 12$ に接している。$C_1$ と $C_2$ の中心間の距離を求める。

幾何学座標平面接線点と直線の距離三平方の定理
2025/8/12

1. 問題の内容

座標平面上の2つの円 C1C_1C2C_2 はどちらも第1象限に中心があり、xx軸、yy軸、および直線 3x+4y=123x + 4y = 12 に接している。C1C_1C2C_2 の中心間の距離を求める。

2. 解き方の手順

C1,C2C_1, C_2 の中心は第1象限にあり、xx軸、yy軸に接しているので、中心の座標は (r,r)(r, r)r>0r > 0)と表せる。
また、直線 3x+4y=123x + 4y = 12 にも接するので、点 (r,r)(r, r) と直線 3x+4y12=03x + 4y - 12 = 0 の距離が rr に等しい。
点と直線の距離の公式より、
3r+4r1232+42=r \frac{|3r + 4r - 12|}{\sqrt{3^2 + 4^2}} = r
7r125=r \frac{|7r - 12|}{5} = r
絶対値を外すと、
7r12=5r7r - 12 = 5r または 7r12=5r7r - 12 = -5r
7r12=5r7r - 12 = 5r のとき、
2r=122r = 12
r=6r = 6
7r12=5r7r - 12 = -5r のとき、
12r=1212r = 12
r=1r = 1
よって、2つの円の中心は (6,6)(6, 6)(1,1)(1, 1) である。
この2点間の距離は、
(61)2+(61)2=52+52=25+25=50=52 \sqrt{(6 - 1)^2 + (6 - 1)^2} = \sqrt{5^2 + 5^2} = \sqrt{25 + 25} = \sqrt{50} = 5\sqrt{2}

3. 最終的な答え

525\sqrt{2}

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