点A(-1, 3), B(1, -1) が与えられている。 (1) 2点A, B間の距離を求める。 (2) $\triangle$ABCの重心が(1, 2)であるとき、点Cの座標を求める。 (3) 点D(a, 2) とする。3点A, B, Dが同一直線上にあるとき、aの値を求める。

幾何学距離重心座標同一直線上
2025/8/12

1. 問題の内容

点A(-1, 3), B(1, -1) が与えられている。
(1) 2点A, B間の距離を求める。
(2) \triangleABCの重心が(1, 2)であるとき、点Cの座標を求める。
(3) 点D(a, 2) とする。3点A, B, Dが同一直線上にあるとき、aの値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2点間の距離の公式を用いて、A, B間の距離を求める。
A(x1,y1x_1, y_1), B(x2,y2x_2, y_2)のとき、AB間の距離は(x2x1)2+(y2y1)2\sqrt{(x_2 - x_1)^2 + (y_2 - y_1)^2}で与えられる。
したがって、A(-1, 3), B(1, -1)間の距離は、
(1(1))2+(13)2=22+(4)2=4+16=20=25\sqrt{(1 - (-1))^2 + (-1 - 3)^2} = \sqrt{2^2 + (-4)^2} = \sqrt{4 + 16} = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
(2) \triangleABCの重心の座標を(1, 2)とする。A(-1, 3), B(1, -1), C(x,yx, y)とすると、重心の座標は
(1+1+x3,3+(1)+y3)=(1,2)(\frac{-1 + 1 + x}{3}, \frac{3 + (-1) + y}{3}) = (1, 2)
x3=1\frac{x}{3} = 1より、x=3x = 3
2+y3=2\frac{2 + y}{3} = 2より、2+y=62 + y = 6なので、y=4y = 4
したがって、C(3, 4)
(3) 3点A, B, Dが同一直線上にあるとき、直線ABと直線ADの傾きが等しい。
直線ABの傾きは、131(1)=42=2\frac{-1 - 3}{1 - (-1)} = \frac{-4}{2} = -2
直線ADの傾きは、23a(1)=1a+1\frac{2 - 3}{a - (-1)} = \frac{-1}{a + 1}
したがって、1a+1=2\frac{-1}{a + 1} = -2
1=2(a+1)-1 = -2(a + 1)
1=2a2-1 = -2a - 2
2a=12a = -1
a=12a = -\frac{1}{2}

3. 最終的な答え

(1) 252\sqrt{5}
(2) C(3, 4)
(3) a=12a = -\frac{1}{2}

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