$x, y$ を実数とするとき、命題「$x+y<0 \Rightarrow$ ($x<0$ または $y<0$)」の逆を求め、その真偽を判定する問題です。

代数学命題論理真偽
2025/8/12

1. 問題の内容

x,yx, y を実数とするとき、命題「x+y<0x+y<0 \Rightarrow (x<0x<0 または y<0y<0)」の逆を求め、その真偽を判定する問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた命題「pqp \Rightarrow q」の逆は「qpq \Rightarrow p」となることを思い出します。
ここで、pp は「x+y<0x+y<0」であり、qq は「x<0x<0 または y<0y<0」です。
したがって、与えられた命題の逆は「x<0x<0 または y<0x+y<0y<0 \Rightarrow x+y<0」となります。
次に、この逆の命題の真偽を判定します。
x<0x<0 かつ y<0y<0 であれば、x+y<0x+y<0 が成り立ちます。
しかし、x=1x=-1 かつ y=1/2y=1/2 のように、x<0x<0 または y<0y<0 であっても、x+y=1+1/2=1/2<0x+y = -1 + 1/2 = -1/2 < 0 となる場合や、x=1/2x=-1/2 かつ y=1y=1 のように、x<0x<0 または y<0y<0 であっても、x+y=1/2+1=1/2>0x+y = -1/2 + 1 = 1/2 > 0 となる場合があるため、一般には「x<0x<0 または y<0x+y<0y<0 \Rightarrow x+y<0」は成り立ちません。
したがって、この逆の命題は偽です。

3. 最終的な答え

逆は「x<0x<0 または y<0x+y<0y<0 \Rightarrow x+y<0」であり、その真偽は偽となります。

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