3次関数 $f(x) = \frac{1}{3}(x^3 - 9x^2 + 23x - 15)$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) $f(x) = 0$ の解の最小値と最大値、および $y = f(x)$ のグラフ上の $x$ 座標がある値である点における接線の方程式を求めます。 (2) $y = f(x)$ のグラフと接線の共有点で、$x$ 座標がある値である点をAとするとき、Aとは異なる共有点Bの座標を求めます。 (3) $y = f(x)$ のグラフ上をAからBまで移動する点P (A, Bは除く)を考え、三角形ABPの面積Sが最大となるときの面積Sを求めます。
2025/8/12
1. 問題の内容
3次関数 について、以下の問いに答える問題です。
(1) の解の最小値と最大値、および のグラフ上の 座標がある値である点における接線の方程式を求めます。
(2) のグラフと接線の共有点で、 座標がある値である点をAとするとき、Aとは異なる共有点Bの座標を求めます。
(3) のグラフ上をAからBまで移動する点P (A, Bは除く)を考え、三角形ABPの面積Sが最大となるときの面積Sを求めます。
2. 解き方の手順
(1)
まず、 を解きます。
より、。
したがって、最小値は1、最大値は5です。
のときの のグラフ上の点における接線を求めます。
よって、点 (1, 0) における接線は、
(2)
座標が1である点をAとします。点Aは(1,0)です。
接線 と の共有点を求めます。
Aとは異なる共有点Bの 座標は7です。
したがって、B(7, 16)。
(3)
三角形ABPの面積が最大となるのは、点Pにおける の接線が直線ABと平行になるときです。
A(1, 0), B(7, 16) より、直線ABの傾きは です。
となる を求めます。
は点Aなので、 のときを考えます。
P(5, f(5)) = (5, ) = (5, ) = (5, 0)
三角形ABPの面積は、ベクトルABとベクトルAPを使って計算します。
面積
3. 最終的な答え
ア: 1
イ: 5
ウ: 8
エ: 3
オ: 8
カ: 3
キ: 7
ク: 1
ケ: 6
コ: 3
サ: 2