1. 問題の内容
いくつか小問に分かれた幾何学の問題です。三角形の相似比、角度の大きさ、相似条件、線分の長さ、面積比、体積比などを求めます。
2. 解き方の手順
順に解いていきます。
[1]
(1) との相似比は、対応する辺の比を計算します。
に対応するのがです。に対応するのがです。に対応するのがです。、 なので、相似比はです。
(2) の大きさは、のに対応するので、のと同じです。したがって、です。
[2]
(1) であることから、とに着目します。は共通なので、2角がそれぞれ等しくとなります。頂点の対応順に注意して書くとです。したがって、オカキはE, Dです。
(2) (1)でを証明したことから、2組の角がそれぞれ等しいという相似条件を使ったことがわかります。よって、答えは③です。
(3) であることから、が成り立ちます。 なので、です。
[3]
(1) なので、です。したがって、が成り立ちます。、、、という数値が図から読み取れます。より、より、 は意味がありません。は使いません。
より
(2) がそれぞれの中点なので、です。したがって、です。また、です。
(3) 平行線と比の関係より、が成り立ちます。したがって、です。
[4]
なので、です。なので、相似比はです。面積比は相似比の2乗なので、です。の面積を9とすると、の面積は25です。したがって、四角形の面積はです。よって、と四角形の面積比はです。
[5]
(1) 相似な三角柱の相似比がなので、体積比は相似比の3乗です。したがって、です。
(2) の体積がのとき、の体積をとすると、が成り立ちます。したがって、です。
3. 最終的な答え
[1]
(1) ア:イ = 4:3
(2) ウエ = 55
[2]
(1) オカキ = ED
(2) ク = ③
(3) ケ = 8
[3]
(1) コサ = 19
(2) シス = 46
セ = 9
(3) ソ = 4
[4]
タ:チツ = 9:16
[5]
(1) テ:トナニ = 8:125
(2) ヌネ = 16