与えられた図形や条件から、指定された長さを求めたり、三角形の形状を判断したりする問題です。具体的には、直角三角形の辺の長さ、三角形が直角三角形かどうか、2点間の距離、円の半径、円錐の高さ、直方体の表面上の最短距離を求める問題が出題されています。

幾何学三平方の定理直角三角形距離円錐展開図
2025/8/13

1. 問題の内容

与えられた図形や条件から、指定された長さを求めたり、三角形の形状を判断したりする問題です。具体的には、直角三角形の辺の長さ、三角形が直角三角形かどうか、2点間の距離、円の半径、円錐の高さ、直方体の表面上の最短距離を求める問題が出題されています。

2. 解き方の手順

[1](1)
三平方の定理より、AB2=AC2+BC2AB^2 = AC^2 + BC^2
AB=22+32=4+9=13AB = \sqrt{2^2 + 3^2} = \sqrt{4 + 9} = \sqrt{13}
[1](2)
BD=xBD = xとすると、CD=6CD = 6
CDB\triangle CDBにおいて、B=60\angle B = 60^{\circ}なので、CD=BDtan60=x3CD = BD \tan{60^{\circ}} = x \sqrt{3}
したがって、6=x36 = x \sqrt{3}より、x=63=23x = \frac{6}{\sqrt{3}} = 2\sqrt{3}。よって、DB=23DB = 2\sqrt{3}
CDA\triangle CDAにおいて、A=45\angle A = 45^{\circ}なので、AD=CD=6AD = CD = 6
AC=AD2+CD2=62+62=72=62AC = \sqrt{AD^2 + CD^2} = \sqrt{6^2 + 6^2} = \sqrt{72} = 6\sqrt{2}
[2](1)
(2)2+(6)2=2+6=8(\sqrt{2})^2 + (\sqrt{6})^2 = 2 + 6 = 8
(7)2=7(\sqrt{7})^2 = 7
878 \neq 7より直角三角形ではないので②
[2](2)
52+122=25+144=1695^2 + 12^2 = 25 + 144 = 169
132=16913^2 = 169
52+122=1325^2 + 12^2 = 13^2より直角三角形なので①
[3](1)
2点A(-2, 3), B(4, 5)間の距離は、
(4(2))2+(53)2=62+22=36+4=40=210\sqrt{(4 - (-2))^2 + (5 - 3)^2} = \sqrt{6^2 + 2^2} = \sqrt{36 + 4} = \sqrt{40} = 2\sqrt{10}
[3](2)
円の中心Oから点Aまでの距離は10cm、線分ATの長さは8cmなので、三平方の定理より、円の半径をrとすると、
r2+82=102r^2 + 8^2 = 10^2
r2=10064=36r^2 = 100 - 64 = 36
r=6r = 6
[3](3)
円錐の高さをhとすると、三平方の定理より、
h2+32=42h^2 + 3^2 = 4^2
h2=169=7h^2 = 16 - 9 = 7
h=7h = \sqrt{7}
[4]
展開図を考えると、AGの長さが最短となるとき、AGは直線となる。
AからBCまでの距離は6cm, GからBCまでの距離は4cmなので、AGの長さは
(6+4)2+(5+0)2=102+52=100+25=125=55\sqrt{(6+4)^2 + (5+0)^2} = \sqrt{10^2 + 5^2}= \sqrt{100 + 25} = \sqrt{125} = 5\sqrt{5}

3. 最終的な答え

[1](1): 13\sqrt{13}
[1](2): DB=23DB = 2\sqrt{3}, AC=62AC = 6\sqrt{2}
[2](1): ②
[2](2): ①
[3](1): 2102\sqrt{10}
[3](2): 6
[3](3): 7\sqrt{7}
[4]: 555\sqrt{5}

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