与えられた数列 $\{a_n\}$: 6, 3, 2, 3, 6, 11, ... の一般項を求める。

代数学数列一般項階差数列二次式
2025/8/13

1. 問題の内容

与えられた数列 {an}\{a_n\}: 6, 3, 2, 3, 6, 11, ... の一般項を求める。

2. 解き方の手順

階差数列を考える。数列の各項の差を計算する:
3 - 6 = -3
2 - 3 = -1
3 - 2 = 1
6 - 3 = 3
11 - 6 = 5
階差数列は -3, -1, 1, 3, 5, ... となる。
さらに階差数列を計算する:
-1 - (-3) = 2
1 - (-1) = 2
3 - 1 = 2
5 - 3 = 2
2回目の階差数列がすべて2であることから、元の数列 {an}\{a_n\} は3次式で表せると予想される。
つまり、an=An2+Bn+Ca_n = An^2 + Bn + C の形を仮定できる。
n = 1 のとき, a1=6a_1 = 6 なので A(1)2+B(1)+C=A+B+C=6A(1)^2 + B(1) + C = A + B + C = 6
n = 2 のとき, a2=3a_2 = 3 なので A(2)2+B(2)+C=4A+2B+C=3A(2)^2 + B(2) + C = 4A + 2B + C = 3
n = 3 のとき, a3=2a_3 = 2 なので A(3)2+B(3)+C=9A+3B+C=2A(3)^2 + B(3) + C = 9A + 3B + C = 2
これらの連立方程式を解く。
(2) - (1) より 3A+B=33A + B = -3
(3) - (2) より 5A+B=15A + B = -1
(5) - (4) より 2A=22A = 2 なので A=1A = 1
(4) に代入して 3(1)+B=33(1) + B = -3 なので B=6B = -6
(1) に代入して 16+C=61 - 6 + C = 6 なので C=11C = 11
したがって、an=n26n+11a_n = n^2 - 6n + 11

3. 最終的な答え

an=n26n+11a_n = n^2 - 6n + 11

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