階差数列を考える。数列の各項の差を計算する:
3 - 6 = -3
2 - 3 = -1
3 - 2 = 1
6 - 3 = 3
11 - 6 = 5
階差数列は -3, -1, 1, 3, 5, ... となる。
さらに階差数列を計算する:
-1 - (-3) = 2
1 - (-1) = 2
3 - 1 = 2
5 - 3 = 2
2回目の階差数列がすべて2であることから、元の数列 {an} は3次式で表せると予想される。 つまり、an=An2+Bn+C の形を仮定できる。 n = 1 のとき, a1=6 なので A(1)2+B(1)+C=A+B+C=6 n = 2 のとき, a2=3 なので A(2)2+B(2)+C=4A+2B+C=3 n = 3 のとき, a3=2 なので A(3)2+B(3)+C=9A+3B+C=2 これらの連立方程式を解く。
(2) - (1) より 3A+B=−3 (3) - (2) より 5A+B=−1 (5) - (4) より 2A=2 なので A=1 (4) に代入して 3(1)+B=−3 なので B=−6 (1) に代入して 1−6+C=6 なので C=11 したがって、an=n2−6n+11