$x$ の2次方程式 $x^2 + kx - (k+1) = 0$ の1つの解が $k+2$ であるとき、定数 $k$ の値とそのときの解を求める。

代数学二次方程式解の代入因数分解解の公式
2025/8/13

1. 問題の内容

xx の2次方程式 x2+kx(k+1)=0x^2 + kx - (k+1) = 0 の1つの解が k+2k+2 であるとき、定数 kk の値とそのときの解を求める。

2. 解き方の手順

x=k+2x = k+2 を方程式に代入する。
(k+2)2+k(k+2)(k+1)=0(k+2)^2 + k(k+2) - (k+1) = 0
この式を展開して整理する。
k2+4k+4+k2+2kk1=0k^2 + 4k + 4 + k^2 + 2k - k - 1 = 0
2k2+5k+3=02k^2 + 5k + 3 = 0
この2次方程式を解く。
(2k+3)(k+1)=0(2k+3)(k+1) = 0
したがって、k=1k = -1 または k=32k = -\frac{3}{2} である。
k=1k = -1 のとき、方程式は x2x=0x^2 - x = 0 となり、x(x1)=0x(x-1) = 0。よって、x=0,1x=0, 1。解の一つは k+2=1+2=1k+2 = -1+2 = 1 なので、もう一つの解は x=0x=0
k=32k = -\frac{3}{2} のとき、方程式は x232x+12=0x^2 - \frac{3}{2}x + \frac{1}{2} = 0 となる。2x23x+1=02x^2 - 3x + 1 = 0 と変形でき、(2x1)(x1)=0(2x-1)(x-1)=0。よって、x=1,12x = 1, \frac{1}{2}。解の一つは k+2=32+2=12k+2 = -\frac{3}{2} + 2 = \frac{1}{2} なので、もう一つの解は x=1x=1

3. 最終的な答え

k=1k=-1 のとき、解は x=0,1x=0,1k+2=1k+2=1 なので、もう一つの解は x=0x=0
k=32k=-\frac{3}{2} のとき、解は x=1,12x=1,\frac{1}{2}k+2=12k+2 = \frac{1}{2} なので、もう一つの解は x=1x=1
したがって、
k=1k = -1 のとき、もう一つの解は x=0x=0
k=32k = -\frac{3}{2} のとき、もう一つの解は x=1x=1

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