以下の4つの問題について解答します。 (1) 2次方程式 $x^2 + 3x - 2 = 0$ の実数解の個数を求める。 (2) 2次方程式 $x^2 + (2k - 1)x + k^2 - 3k - 1 = 0$ が実数解をもつような、定数 $k$ の値の範囲を定める。 (3) 放物線 $y = x^2 - 3x + 3$ と直線 $y = 2x - a$ のグラフが共有点をもたないように、定数 $a$ の値の範囲を定める。 (4) $x$ についての2次不等式 $x^2 + ax + b \ge 0$ の解が $x \le -1, 3 \le x$ となるように、定数 $a, b$ の値を定める。
2025/8/13
1. 問題の内容
以下の4つの問題について解答します。
(1) 2次方程式 の実数解の個数を求める。
(2) 2次方程式 が実数解をもつような、定数 の値の範囲を定める。
(3) 放物線 と直線 のグラフが共有点をもたないように、定数 の値の範囲を定める。
(4) についての2次不等式 の解が となるように、定数 の値を定める。
2. 解き方の手順
(1) 2次方程式 の判別式 を計算する。
なので、実数解の個数は2個。
(2) 2次方程式 の判別式 を計算する。
実数解をもつ条件は なので、
(3) 放物線 と直線 の共有点をもたない条件を求める。
この2次方程式が実数解をもたない条件は、判別式 であること。
(4) 2次不等式 の解が となる条件を求める。
これは、2次方程式 の解が であることを意味する。
解と係数の関係より、
よって、
3. 最終的な答え
(1) 2個
(2)
(3)
(4)