(1) 軸が x=−2 であることから、求める2次関数は y=a(x+2)2+q と表すことができます。 この式に2点の座標を代入して、連立方程式を解きます。
点 (−1,−2) を代入すると、−2=a(−1+2)2+q より、 −2=a+q が得られます。 点 (2,−47) を代入すると、−47=a(2+2)2+q より、 −47=16a+q が得られます。 この2つの式から a と q を求めます。 16a+q=−47 から a+q=−2 を引くと、 15a=−45 となり、a=−3 が得られます。 a=−3 を a+q=−2 に代入すると、−3+q=−2 より、q=1 が得られます。 したがって、求める2次関数は y=−3(x+2)2+1 です。展開すると、y=−3(x2+4x+4)+1=−3x2−12x−12+1=−3x2−12x−11 となります。 (2) x軸に接するので、2次関数は y=a(x−p)2 と表すことができます。 この式に2点の座標を代入して、連立方程式を解きます。
点 (1,1) を代入すると、1=a(1−p)2 が得られます。 点 (4,4) を代入すると、4=a(4−p)2 が得られます。 a=0 より、a=(1−p)21 および a=(4−p)24 です。 したがって、(1−p)21=(4−p)24 が成り立ちます。 (4−p)2=4(1−p)2 となり、16−8p+p2=4(1−2p+p2)=4−8p+4p2 となります。 したがって、3p2=12 となり、p2=4、p=±2 となります。 p=2 のとき、a=(1−2)21=11=1 となります。したがって、y=(x−2)2=x2−4x+4。 p=−2 のとき、a=(1−(−2))21=91 となります。したがって、y=91(x+2)2=91(x2+4x+4)=91x2+94x+94。 点 (1,1) を通ることを確認すると、p=2 のとき 12−4∗1+4=1 となり、条件を満たします。 p=−2 のとき 91+94+94=1 となり、条件を満たします。 点 (4,4) を通ることを確認すると、p=2 のとき 42−4∗4+4=4 となり、条件を満たします。 p=−2 のとき 916+916+94=4 となり、条件を満たします。 (3) 求める2次関数を y=ax2+bx+c とします。 3点の座標を代入して、連立方程式を解きます。
点 (−1,−3) を代入すると、−3=a(−1)2+b(−1)+c より、 a−b+c=−3 が得られます。 点 (1,5) を代入すると、5=a(1)2+b(1)+c より、 a+b+c=5 が得られます。 点 (2,3) を代入すると、3=a(2)2+b(2)+c より、 4a+2b+c=3 が得られます。 3つの式から a, b, c を求めます。 a+b+c=5 から a−b+c=−3 を引くと、2b=8 となり、b=4 が得られます。 したがって、a+4+c=5 より、a+c=1 が得られます。 また、4a+2(4)+c=3 より、4a+c=−5 が得られます。 4a+c=−5 から a+c=1 を引くと、3a=−6 となり、a=−2 が得られます。 a=−2 を a+c=1 に代入すると、−2+c=1 より、c=3 が得られます。 したがって、求める2次関数は y=−2x2+4x+3 です。