(1) 直線 l の式を k について整理すると、 (x+y+2)k+(x−y+14)=0 この式が任意の k について成り立つためには、 x+y+2=0 x−y−14=0 この連立方程式を解くと、
2x−12=0⟹x=6 y=x−14=6−14=−8 よって、定点 A の座標は (6, -8) である。
(2) △OAB が正三角形なので、外接円の中心は重心と一致する。 A(6, -8), O(0, 0) なので、B(x, y) とすると、重心は
G(3x+6+0,3y−8+0) となる。 △OAB が正三角形なので、OA = OB = AB となる。 OA2=62+(−8)2=36+64=100 OB2=x2+y2=100 AB2=(x−6)2+(y+8)2=100 x2−12x+36+y2+16y+64=100 x2+y2−12x+16y=0 100−12x+16y=0⟹3x−4y=25 また、x2+y2=100 なので、x=325+4y を代入すると (325+4y)2+y2=100 (25+4y)2+9y2=900 625+200y+16y2+9y2=900 25y2+200y−275=0 y2+8y−11=0 y=2−8±64+44=−4±16+11=−4±27=−4±33 x=325+4y B(x,y)=(325+4(−4±33),−4±33)=(39±123,−4±33)=(3±43,−4±33) 外接円の中心は重心なので、
(36+3±43,3−8−4±33)=(39±43,3−12±33)=(3±343,−4±3) (3) 直線 l と円 C の 2 つの交点を通る円の方程式は、 x2+y2−16+k((1−t)x+(1+t)y+2t−14)=0 これが P(-4, 0) と Q(2, 0) を通るので、
16−16+k((1−t)(−4)+2t−14)=0⟹−4+4t+2t−14=0⟹6t=18⟹t=3 4−16+k((1−t)(2)+2t−14)=0⟹−12+k(2−2t+2t−14)=0⟹−12+k(−12)=0⟹k=−1 よって、
x2+y2−16−((1−3)x+(1+3)y+2(3)−14)=0 x2+y2−16−(−2x+4y+6−14)=0 x2+y2−16+2x−4y+8=0 x2+2x+y2−4y−8=0 (x+1)2−1+(y−2)2−4−8=0 (x+1)2+(y−2)2=13