1. 問題の内容
を3以上の自然数とするとき、数学的帰納法によって不等式 が成り立つことを証明する。空欄を埋める問題である。
2. 解き方の手順
[1] のとき (左辺) = , (右辺) = なので、 のとき は成り立つ。したがって、空欄1には3が入る。
空欄2には8が、空欄3には6が入る。
[2] () のとき、 が成り立つと仮定する。したがって、空欄4には3が入る。
は のときに成り立つと仮定することであるから、空欄5の選択肢は②である。
の両辺に2を掛けると、 すなわち 。したがって、空欄6には2が入る。
また、 より、。したがって、空欄7にはが入る。
と の大小を比べると、 より、 であるため、。
したがって、 となり、。
次に、 なので、 を示す必要がある。
したがって、空欄8にはが入る。
また空欄9には2が、空欄10には1が入る。
3. 最終的な答え
1: 3
2: 8
3: 6
4: 3
5: ②
6: 2
7: 4k
8: 2(k+1)
9: 2
10: 1