2つの円 $f(x, y) = 0$ と $g(x, y) = 0$ が2点で交わるとき、定数 $k$ を用いて表される方程式 $kf(x, y) + g(x, y) = 0$ が、どのような図形を表すかを問う問題です。特に、[1] $kf(x, y) + g(x, y) = 0$ が2次方程式となる場合と、[2] 1次方程式となる場合について答えます。
2025/8/14
1. 問題の内容
2つの円 と が2点で交わるとき、定数 を用いて表される方程式 が、どのような図形を表すかを問う問題です。特に、[1] が2次方程式となる場合と、[2] 1次方程式となる場合について答えます。
2. 解き方の手順
2つの円 と の交点を通る図形は、一般に で表されます。ここで、 は定数です。
[1] が2次方程式となる場合:
と が共に円の方程式であるとき、 が再び円の方程式となるためには、 である必要があります。 の場合は、 となり、円①を表すことになります。したがって、 は、2つの円①と②の交点を通る円(ただし、円①は除く)を表します。
[2] が1次方程式となる場合:
と が共に円の方程式であるとき、 と の項が消去されるように の値を定めれば、 は1次方程式となり、直線を表します。この直線は、2つの円の交点を通る直線であり、2つの円の共通弦を表します。
3. 最終的な答え
[1] 2つの円①, ②の交点を通る円(ただし、円①は除く)
[2] 2つの円①, ②の交点を通る直線