(1) 対数の性質を用いて式を簡略化し、その後微分します。
まず、対数の商の法則 logBA=logA−logB を用いると、 y=log(x+2)3−log(2x+1)2 さらに、対数の冪の法則 logAn=nlogA を用いると、 y=3log(x+2)−2log(2x+1) 次に、各項を微分します。dxdlogu=u1dxdu を用いると、 dxdy=3⋅x+21⋅1−2⋅2x+11⋅2 dxdy=x+23−2x+14 最後に、通分して整理すると、
dxdy=(x+2)(2x+1)3(2x+1)−4(x+2)=(x+2)(2x+1)6x+3−4x−8=(x+2)(2x+1)2x−5 (2) 同様に、対数の性質を用いて式を簡略化し、その後微分します。
まず、対数の積と商の法則 logCAB=logA+logB−logC を用いると、 y=logx+log2x+1−log(2x−1)2 ここで、2x+1=(2x+1)21 であるから、対数の冪の法則 logAn=nlogA を用いると、 y=logx+21log(2x+1)−2log(2x−1) 次に、各項を微分します。dxdlogu=u1dxdu を用いると、 dxdy=x1+21⋅2x+11⋅2−2⋅2x−11⋅2 dxdy=x1+2x+11−2x−14 最後に、通分して整理すると、
dxdy=x(2x+1)(2x−1)(2x+1)(2x−1)+x(2x−1)−4x(2x+1)=x(2x+1)(2x−1)4x2−1+2x2−x−8x2−4x=x(2x+1)(2x−1)−2x2−5x−1