放物線 $y = -\frac{1}{2}x^2$ 上の点Pについて、以下の2つの問いに答える問題です。 (1) 点Pのx座標を $a$、y座標を $b$ とするとき、$a$ の範囲が $-5 \le a \le 4$ のとき、$b$ の範囲を不等号で表してください。 (2) 点Pのx座標が正の数で、y座標が-18のとき、点Aと点Pを通る直線の式を求めてください。ただし、点Aは放物線上にあり、x座標は-2です。

代数学二次関数放物線関数の最大最小直線の式
2025/8/14
はい、承知いたしました。画像の問題を解いていきます。

1. 問題の内容

放物線 y=12x2y = -\frac{1}{2}x^2 上の点Pについて、以下の2つの問いに答える問題です。
(1) 点Pのx座標を aa、y座標を bb とするとき、aa の範囲が 5a4-5 \le a \le 4 のとき、bb の範囲を不等号で表してください。
(2) 点Pのx座標が正の数で、y座標が-18のとき、点Aと点Pを通る直線の式を求めてください。ただし、点Aは放物線上にあり、x座標は-2です。

2. 解き方の手順

(1) y=12x2y = -\frac{1}{2}x^2 において、aa の範囲 5a4-5 \le a \le 4 のときの bb の範囲を求めます。
まず、a=5a = -5 のとき、b=12(5)2=252=12.5b = -\frac{1}{2}(-5)^2 = -\frac{25}{2} = -12.5 です。
次に、a=4a = 4 のとき、b=12(4)2=162=8b = -\frac{1}{2}(4)^2 = -\frac{16}{2} = -8 です。
また、y=12x2y = -\frac{1}{2}x^2 は上に凸なグラフなので、頂点(原点)で最大値をとります。 aa の範囲 5a4-5 \le a \le 4a=0a=0 が含まれるため、bb の最大値は b=12(0)2=0b = -\frac{1}{2}(0)^2 = 0 です。
したがって、bb の範囲は 252b0-\frac{25}{2} \le b \le 0 です。
(2) まず、点Aの座標を求めます。x座標は-2なので、y=12(2)2=2y = -\frac{1}{2}(-2)^2 = -2。よって、点Aの座標は(-2, -2)です。
次に、点Pの座標を求めます。y座標は-18なので、18=12x2-18 = -\frac{1}{2}x^2 を解くと、x2=36x^2 = 36 より、x=±6x = \pm 6 です。点Pのx座標は正の数なので、x=6x = 6。よって、点Pの座標は(6, -18)です。
2点A(-2, -2), P(6, -18)を通る直線の式を y=mx+ny = mx + n とします。
-2 = -2m + n
-18 = 6m + n
上の式から下の式を引くと、
-16 = 8m
m = -2
-2 = -2(-2) + n
-2 = 4 + n
n = -6
したがって、求める直線の式は y=2x6y = -2x - 6 です。

3. 最終的な答え

(問1) 252b0-\frac{25}{2} \le b \le 0
(問2) y=2x6y = -2x - 6

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