2次方程式 $x^2 + 4x + 3a - 1 = 0$ が実数解をもたないとき、定数 $a$ の値の範囲を求める問題です。また、不等式 $5x - 3 < 2x + 9$ を解く必要があります。

代数学二次方程式判別式不等式実数解
2025/8/14

1. 問題の内容

2次方程式 x2+4x+3a1=0x^2 + 4x + 3a - 1 = 0 が実数解をもたないとき、定数 aa の値の範囲を求める問題です。また、不等式 5x3<2x+95x - 3 < 2x + 9 を解く必要があります。

2. 解き方の手順

まず、2次方程式 x2+4x+3a1=0x^2 + 4x + 3a - 1 = 0 が実数解をもたない条件を考えます。2次方程式が実数解を持たないのは、判別式 DD が負のときです。判別式 DD は、
D=b24acD = b^2 - 4ac
で与えられます。この場合、a=1a=1, b=4b=4, c=3a1c=3a-1 なので、
D=424(1)(3a1)=1612a+4=2012aD = 4^2 - 4(1)(3a-1) = 16 - 12a + 4 = 20 - 12a
実数解を持たない条件は D<0D < 0 であるから、
2012a<020 - 12a < 0
12a>2012a > 20
a>2012=53a > \frac{20}{12} = \frac{5}{3}
次に、不等式 5x3<2x+95x - 3 < 2x + 9 を解きます。
5x3<2x+95x - 3 < 2x + 9
5x2x<9+35x - 2x < 9 + 3
3x<123x < 12
x<4x < 4
問題文は2次方程式が実数解を持たない時の aa の範囲を求めているので、不等式の解は必要ありません。

3. 最終的な答え

a>53a > \frac{5}{3}

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