与えられた三角形に関する値を求める問題です。 (1) $\triangle ABC$ において、$AB = 8$, $A = 30^\circ$, $B = 105^\circ$ のとき、$BC$ を求めます。 (2) $\triangle ABC$ の外接円の半径を $R$ とします。$AB = 6$, $C = 60^\circ$ のとき、$R$ を求めます。 (3) $\triangle ABC$ において、$AB = 5$, $BC = 3\sqrt{3}$, $B = 30^\circ$ のとき、$AC$ を求めます。

幾何学三角形正弦定理余弦定理角度辺の長さ
2025/4/6

1. 問題の内容

与えられた三角形に関する値を求める問題です。
(1) ABC\triangle ABC において、AB=8AB = 8, A=30A = 30^\circ, B=105B = 105^\circ のとき、BCBC を求めます。
(2) ABC\triangle ABC の外接円の半径を RR とします。AB=6AB = 6, C=60C = 60^\circ のとき、RR を求めます。
(3) ABC\triangle ABC において、AB=5AB = 5, BC=33BC = 3\sqrt{3}, B=30B = 30^\circ のとき、ACAC を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
三角形の内角の和は 180180^\circ であるから、C=180AB=18030105=45C = 180^\circ - A - B = 180^\circ - 30^\circ - 105^\circ = 45^\circ です。
正弦定理より、
BCsinA=ABsinC\frac{BC}{\sin A} = \frac{AB}{\sin C}
BCsin30=8sin45\frac{BC}{\sin 30^\circ} = \frac{8}{\sin 45^\circ}
BC=8sin30sin45=81222=82=42BC = \frac{8 \sin 30^\circ}{\sin 45^\circ} = \frac{8 \cdot \frac{1}{2}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{8}{\sqrt{2}} = 4\sqrt{2}
(2)
正弦定理より、
ABsinC=2R\frac{AB}{\sin C} = 2R
6sin60=2R\frac{6}{\sin 60^\circ} = 2R
2R=632=123=432R = \frac{6}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{12}{\sqrt{3}} = 4\sqrt{3}
R=23R = 2\sqrt{3}
(3)
余弦定理より、
AC2=AB2+BC22ABBCcosBAC^2 = AB^2 + BC^2 - 2 \cdot AB \cdot BC \cdot \cos B
AC2=52+(33)22533cos30AC^2 = 5^2 + (3\sqrt{3})^2 - 2 \cdot 5 \cdot 3\sqrt{3} \cdot \cos 30^\circ
AC2=25+2730332AC^2 = 25 + 27 - 30\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
AC2=5230332=5245=7AC^2 = 52 - 30\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} = 52 - 45 = 7
AC=7AC = \sqrt{7}

3. 最終的な答え

(1) BC=42BC = 4\sqrt{2}
(2) R=23R = 2\sqrt{3}
(3) AC=7AC = \sqrt{7}

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