(1) 2次関数 $y = 3x^2 + x - 5$ の最小値を求める。 (2) 区別のつかないサイコロ2個を同時に投げるとき、少なくとも1個は偶数が出る確率を求める。

代数学二次関数平方完成確率場合の数
2025/8/16

1. 問題の内容

(1) 2次関数 y=3x2+x5y = 3x^2 + x - 5 の最小値を求める。
(2) 区別のつかないサイコロ2個を同時に投げるとき、少なくとも1個は偶数が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2次関数の最小値を求める。
まず、y=3x2+x5y = 3x^2 + x - 5 を平方完成する。
y=3(x2+13x)5y = 3(x^2 + \frac{1}{3}x) - 5
y=3(x2+13x+(16)2(16)2)5y = 3(x^2 + \frac{1}{3}x + (\frac{1}{6})^2 - (\frac{1}{6})^2) - 5
y=3(x+16)23(136)5y = 3(x + \frac{1}{6})^2 - 3(\frac{1}{36}) - 5
y=3(x+16)21125y = 3(x + \frac{1}{6})^2 - \frac{1}{12} - 5
y=3(x+16)21126012y = 3(x + \frac{1}{6})^2 - \frac{1}{12} - \frac{60}{12}
y=3(x+16)26112y = 3(x + \frac{1}{6})^2 - \frac{61}{12}
最小値は x=16x = -\frac{1}{6} のとき、y=6112y = -\frac{61}{12} となる。
(2) 少なくとも1個が偶数である確率を求める。
区別のつかないサイコロ2個を投げた場合、目の出方は以下の21通り。
(1,1), (1,2), (1,3), (1,4), (1,5), (1,6)
(2,2), (2,3), (2,4), (2,5), (2,6)
(3,3), (3,4), (3,5), (3,6)
(4,4), (4,5), (4,6)
(5,5), (5,6)
(6,6)
少なくとも1個が偶数である場合は、以下の場合である。
(1,2), (1,4), (1,6)
(2,2), (2,3), (2,4), (2,5), (2,6)
(3,4), (3,6)
(4,4), (4,5), (4,6)
(5,6)
(6,6)
これらの場合を数えると、15通りである。
したがって、少なくとも1個が偶数である確率は、1521=57\frac{15}{21} = \frac{5}{7} となる。

3. 最終的な答え

(1) 最小値: 6112-\frac{61}{12}
(2) 確率: 57\frac{5}{7}

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