まず、対数の性質 loga(M)+loga(N)=loga(MN) を用いて、左辺をまとめます。 log2((x−1)(x+2))=2 次に、対数の定義 loga(x)=y⇔x=ay を用いて、対数を指数形式に変換します。 (x−1)(x+2)=22 (x−1)(x+2)=4 次に、左辺を展開し、二次方程式の形にします。
x2+2x−x−2=4 x2+x−2=4 x2+x−6=0 次に、この二次方程式を因数分解します。
(x+3)(x−2)=0 これから、x の候補となる解は x=−3 と x=2 です。 最後に、これらの解が元の対数方程式の真数条件を満たすか確認します。
真数条件とは、対数の中身が正の数でなければならないという条件です。
x−1>0 より x>1 x+2>0 より x>−2 これらの条件を満たす必要があります。
x=−3 の場合、x−1=−4<0 となり、真数条件を満たしません。したがって、x=−3 は解ではありません。 x=2 の場合、x−1=1>0 かつ x+2=4>0 となり、真数条件を満たします。したがって、x=2 は解です。