(1) チェバの定理を用いる。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、辺BC, CA, AB上に点P, Q, Rがあるとき、3直線AP, BQ, CRが一点で交わるための必要十分条件は、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 である。
与えられた値より、86⋅x8⋅46=1 4x36=1 (2) メネラウスの定理を用いる。メネラウスの定理とは、三角形ABCにおいて、辺BC上に点P, 辺CA上に点Q, 辺AB上に点Rがあるとき、3点P, Q, Rが一直線上にあるための必要十分条件は、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 である。
ただし、点Pは辺BCの延長線上にある。
52⋅36⋅43=1 6036=1 メネラウスの定理(別のパターン)を用いる。三角形ACQにおいて、直線BRが交わるとき、
RCAR⋅BQCB⋅OAQO=1 三角形ABRにおいて、直線CPが交わるとき、
CQBC⋅PRQP⋅ABRA=1 メネラウスの定理を △ABC と直線 PQR に対して用いると RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 52⋅33+y⋅43=1 5⋅3⋅42(3+y)3=1 606(3+y)=1 6(3+y)=60