(1) $CQ=6, QA=4, AR=6, RB=8, BP=8, PC=x$ のとき、$x$ の値を求める。 (2) $CP=3, CQ=3, QA=4, AR=2, RB=5, BC=y$ のとき、$y$ の値を求める。

幾何学チェバの定理メネラウスの定理三角形
2025/3/6

1. 問題の内容

(1) CQ=6,QA=4,AR=6,RB=8,BP=8,PC=xCQ=6, QA=4, AR=6, RB=8, BP=8, PC=x のとき、xx の値を求める。
(2) CP=3,CQ=3,QA=4,AR=2,RB=5,BC=yCP=3, CQ=3, QA=4, AR=2, RB=5, BC=y のとき、yy の値を求める。

2. 解き方の手順

(1) チェバの定理を用いる。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、辺BC, CA, AB上に点P, Q, Rがあるとき、3直線AP, BQ, CRが一点で交わるための必要十分条件は、
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
である。
与えられた値より、688x64=1\frac{6}{8} \cdot \frac{8}{x} \cdot \frac{6}{4} = 1
364x=1\frac{36}{4x} = 1
36=4x36 = 4x
x=9x = 9
(2) メネラウスの定理を用いる。メネラウスの定理とは、三角形ABCにおいて、辺BC上に点P, 辺CA上に点Q, 辺AB上に点Rがあるとき、3点P, Q, Rが一直線上にあるための必要十分条件は、
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
である。
ただし、点Pは辺BCの延長線上にある。
256334=1\frac{2}{5} \cdot \frac{6}{3} \cdot \frac{3}{4} = 1
36601\frac{36}{60} \neq 1
メネラウスの定理(別のパターン)を用いる。三角形ACQにおいて、直線BRが交わるとき、
ARRCCBBQQOOA=1\frac{AR}{RC} \cdot \frac{CB}{BQ} \cdot \frac{QO}{OA} = 1
三角形ABRにおいて、直線CPが交わるとき、
BCCQQPPRRAAB=1\frac{BC}{CQ} \cdot \frac{QP}{PR} \cdot \frac{RA}{AB} = 1
メネラウスの定理を ABC\triangle AB C と直線 PQRPQR に対して用いると
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
253+y334=1\frac{2}{5} \cdot \frac{3+y}{3} \cdot \frac{3}{4} = 1
2(3+y)3534=1\frac{2(3+y)3}{5 \cdot 3 \cdot 4} = 1
6(3+y)60=1\frac{6(3+y)}{60} = 1
6(3+y)=606(3+y) = 60
3+y=103+y = 10
y=7y = 7

3. 最終的な答え

(1) x=9x = 9
(2) y=7y = 7

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