与えられた多項式 $x^3 + 4x^2 + x - 6$ の因数である1次式を、選択肢 $x-1$ と $x-2$ の中から見つける問題です。

代数学多項式因数定理因数分解
2025/8/18

1. 問題の内容

与えられた多項式 x3+4x2+x6x^3 + 4x^2 + x - 6 の因数である1次式を、選択肢 x1x-1x2x-2 の中から見つける問題です。

2. 解き方の手順

因数定理を利用します。
因数定理とは、多項式 P(x)P(x) に対して、P(a)=0P(a) = 0 ならば、xax-aP(x)P(x) の因数であるという定理です。
まず、選択肢① x1x-1 について、x=1x=1 のとき多項式の値が0になるかどうかを調べます。
P(1)=(1)3+4(1)2+(1)6=1+4+16=0P(1) = (1)^3 + 4(1)^2 + (1) - 6 = 1 + 4 + 1 - 6 = 0
P(1)=0P(1)=0なので、x1x-1x3+4x2+x6x^3 + 4x^2 + x - 6の因数です。
次に、選択肢② x2x-2 について、x=2x=2 のとき多項式の値が0になるかどうかを調べます。
P(2)=(2)3+4(2)2+(2)6=8+16+26=20P(2) = (2)^3 + 4(2)^2 + (2) - 6 = 8 + 16 + 2 - 6 = 20
P(2)0P(2) \neq 0なので、x2x-2x3+4x2+x6x^3 + 4x^2 + x - 6の因数ではありません。

3. 最終的な答え

x3+4x2+x6x^3 + 4x^2 + x - 6の因数である1次式は、x1x-1 です。

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