2001を素数の積で表したとき、現れる最小の素数と最大の素数の和を求める問題です。

数論素因数分解素数整数の性質
2025/4/7

1. 問題の内容

2001を素数の積で表したとき、現れる最小の素数と最大の素数の和を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2001を素因数分解します。
2001は2で割り切れないので、次に小さい素数3で割ってみます。
2001÷3=6672001 \div 3 = 667 となります。よって、2001=3×6672001 = 3 \times 667です。
次に、667が素数かどうかを調べます。7, 11, 13, 17, 19, 23 で割ってみると、23で割り切れることがわかります。
667÷23=29667 \div 23 = 29 となります。
したがって、667=23×29667 = 23 \times 29 です。
よって、2001=3×23×292001 = 3 \times 23 \times 29 と素因数分解できます。
現れる素数は3, 23, 29です。
最小の素数は3、最大の素数は29です。
これらの和は 3+29=323 + 29 = 32 です。

3. 最終的な答え

32

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