底面の半径が5cm、母線の長さが13cmの円錐に内接する球の半径を求めよ。

幾何学円錐内接体積三平方の定理
2025/4/7

1. 問題の内容

底面の半径が5cm、母線の長さが13cmの円錐に内接する球の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

円錐の軸を含む断面を考える。この断面は、底辺の長さが 2×5=102 \times 5 = 10 cm、斜辺の長さが13cmの二等辺三角形となり、この三角形に内接する円の半径を求める問題となる。
まず、二等辺三角形の高さを求める。高さを hh とすると、ピタゴラスの定理より、
h2+52=132h^2 + 5^2 = 13^2
h2+25=169h^2 + 25 = 169
h2=144h^2 = 144
h=12h = 12
二等辺三角形の面積 SS は、
S=12×10×12=60S = \frac{1}{2} \times 10 \times 12 = 60
次に、内接円の半径を rr とすると、三角形の面積は、三角形の3辺の長さと内接円の半径を使って以下のように表せる。
S=12(13+13+10)r=12×36×r=18rS = \frac{1}{2} (13 + 13 + 10) r = \frac{1}{2} \times 36 \times r = 18r
したがって、60=18r60 = 18r となるので、
r=6018=103r = \frac{60}{18} = \frac{10}{3}

3. 最終的な答え

103\frac{10}{3}

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