円錐が底面に平行な2つの平面で3つの部分 $P$, $Q$, $R$ に分割されている。それぞれの高さの比が $1:2:1$ であるとき、$Q$ と $R$ の体積の比を求める。
2025/4/7
1. 問題の内容
円錐が底面に平行な2つの平面で3つの部分 , , に分割されている。それぞれの高さの比が であるとき、 と の体積の比を求める。
2. 解き方の手順
まず、円錐全体の体積を とする。円錐の体積の公式は である。ここで、 は底面の半径、 は高さである。
円錐の相似比を考える。高さの比が より、 の円錐の高さを とすると、 の円錐の高さは , 円錐全体の高さは となる。
相似な図形の体積比は、相似比の3乗に等しい。
の体積を , の体積を , 全体の体積を とすると、
となる。
したがって、, である。
の体積 は となる。
の体積 は となる。
よって、 と の体積の比は となる。
問題文に記載された高さの比 は、円錐の上から , , のそれぞれの領域の高さの比を示している。円錐全体の上から測った高さの比は すなわち であり、体積比は すなわち となる。
の体積は 、 の体積は 、全体の体積は となる。
したがって、 の体積は 、 の体積は となる。
よって、
3. 最終的な答え
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