(1) AR/RB を求める。
チェバの定理より、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 問題文より、BP:PC=2:1、CQ:QA=2:3 であるから、 RBAR⋅12⋅32=1 RBAR=43 (2) CS/SR を求める。
メネラウスの定理を三角形ABRと直線CSに関して適用すると、
CQAC⋅SBQS⋅RABR=1 AC=CQ+QA=2+3=5 より、CQAC=25. SBQS は、線分APと線分BQの交点Sの位置ベクトルによって決まります。 点Sは線分AP上にあるので、AS=kAP と表せる。(kは実数) また点Sは線分BQ上にあるので、BS=lBQ と表せる。(lは実数) AP=AB+BP=AB+32BC=AB+32(AC−AB)=31AB+32AC BQ=BA+AQ=−AB+53AC AS=kAPより、OS=OA+kAP=OA+k(31AB+32AC)=OA+k(31(OB−OA)+32(OC−OA))=(1−31k−32k)OA+31kOB+32kOC BS=lBQより、OS=OB+lBQ=OB+l(−AB+53AC)=OB+l(−OB+OA+53OC−53OA)=(1−l)OB+lOA+53lOC 係数比較より、1−k=l, 31k=l, 32k=53l. 32k=53⋅31kより、32=51これは明らかに矛盾なので、計算を間違えている. AS=(1−s)A+sP=(1−s)A+s(3B+2C)=(1−s)A+3sB+32sC BS=(1−t)B+tQ=(1−t)B+t(53A+2C)=53tA+(1−t)B+52tC これより、1−s=53t,3s=1−t,32s=52t 3s=1−tより、s=3−3t. これを32s=52tに代入すると、32(3−3t)=52t, よって1−t=5t, 1=56t, t=65, s=3−3∗65=21 S=2A+B+2C メネラウスの定理の式にRBAR=43を代入すると、 25⋅SQBS⋅34=1 SBQS=103. よって、BS:SQ=10:3 点Sは線分APと線分BQの交点であるから、点Sは三角形ABCの内部にある。
SRCSを求めるには、まず面積比を利用する。 △ABCの面積をSとすると、△CAQ=53S, △CBP=32S. △ARS=ABAR⋅APASS,△BSR=ABRB⋅BQBSS S(ACS)/S(ABS) = AR/RB = 3/