これはチェバの定理とメネラウスの定理を用いる問題です。または、ベクトルの知識を使って解くこともできます。ここでは、ベクトルの知識で解いてみます。
AB=b,AC=cとおく。 点Qは辺BCを3:1に内分するので、
AQ=3+11⋅b+3⋅c=41b+43c 点Rは辺ACを2:1に内分するので、
AR=32c AO=sAQ=4sb+43scと表せる。 AO=(1−t)AB+tAR=(1−t)b+t⋅32c=(1−t)b+32tcと表せる。 bとcは一次独立なので、 4s=1−t 43s=32t この連立方程式を解くと、
s=4(1−t) 9⋅4(1−t)=8t 36−36t=8t t=4436=119 s=4(1−119)=4⋅112=118 したがって、
AO=118AQ AQ=AO+OQより AO=118(AO+OQ) 113AO=118OQ 3AO=8OQ AO:OQ=8:3 同様に、点Oは線分BR上にあるので、
BO=(1−t)b+tAR−AB BO=t(AR−AB) BO=119(32c−b)=116c−119b OR=AR−AO=32c−118(41b+43c)=32c−112b−116c=(32−116)c−112b=(3322−18)c−112b=334c−112b BO:ORを考えるのが難しいので、AQに対する比で考える。 BO=AO−AB BO:OR=ORBO BO=xb+yc OR=(1−119−1)b+119c メネラウスの定理を使って、
QOAQ⋅BROB⋅CARC=1 BO:OR=9:2