3個のサイコロを振ったとき、出た目の積が偶数になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率サイコロ事象
2025/4/7

1. 問題の内容

3個のサイコロを振ったとき、出た目の積が偶数になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

積が偶数になるのは、少なくとも1つのサイコロの目が偶数であれば良いです。
反対に、3つ全てのサイコロの目が奇数である場合、積は奇数になります。
したがって、まずは3つのサイコロの目が全て奇数になる確率を計算し、それを1から引くことで、少なくとも1つのサイコロの目が偶数になる確率、つまり積が偶数になる確率を求めます。
サイコロの目は1から6まであり、奇数は1, 3, 5の3つ、偶数は2, 4, 6の3つです。
1つのサイコロの目が奇数になる確率は 36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2} です。
3つのサイコロの目が全て奇数になる確率は、各サイコロの目が奇数になる確率を掛け合わせることで求められます。
(12)×(12)×(12)=18(\frac{1}{2}) \times (\frac{1}{2}) \times (\frac{1}{2}) = \frac{1}{8}
したがって、3つのサイコロの目が全て奇数になる確率は 18\frac{1}{8} です。
積が偶数になる確率は、1からこの確率を引くことで求められます。
118=781 - \frac{1}{8} = \frac{7}{8}

3. 最終的な答え

78\frac{7}{8}

「確率論・統計学」の関連問題

5人の生徒の国語の小テストの得点が4, 6, $a$, 8, $12-a$で与えられており、分散が4である。このとき、平均値と$a$の値を求める。

分散平均値統計データの分析
2025/5/10

100人の受験者が受けた試験において、可奈子さんの得点は85点、試験の平均点は70点だった。与えられた偏差値の計算式を用いて、得点が$x$点の受験者の偏差値が65以上となるための$x$の条件を求める。

偏差値統計不等式
2025/5/10

Aの袋には2, 3, 6, 8の番号が書かれたカードが、Bの袋には3, 4, 6, 9の番号が書かれたカードが入っている。A, Bの袋からカードを1枚ずつ引くとき、引いたカードの番号の積が3の倍数にな...

確率場合の数倍数
2025/5/10

5人の生徒の国語の小テストの得点が $4, 6, a, 8, 12-a$ である。このデータの分散が4であるとき、平均値を求めてから、$a$ の値を求める。

分散平均データの分析
2025/5/10

6つの温泉水サンプルのpH値の標準偏差を求める問題です。pH値はそれぞれ6.0, 7.5, 6.2, 7.8, 6.1, 7.9です。選択肢の中から正しい標準偏差を選びます。

標準偏差統計データの分析平均
2025/5/10

右図のような道がある街において、以下の問いに答える問題です。 (ア) AからBへ行く最短経路は何通りあるか。 (イ) AからBへ行く最短経路のうち、Cを通るものは何通りあるか。 (ウ) AからBへ行く...

組み合わせ最短経路場合の数
2025/5/10

1から3までの数字が書かれたカードが合計10枚あります。「1」のカードが3枚、「2」のカードが5枚、「3」のカードが2枚です。この10枚のカードから1枚を引くとき、出る数字を$X$とします。$X$の期...

期待値確率確率分布
2025/5/10

原点から出発し、座標平面上を動く点Pがある。サイコロを投げて1, 2, 3, 4の目が出たらx軸方向に+1、それ以外の目が出たらy軸方向に+1移動する。サイコロを6回投げた後の点Pのx座標をX、y座標...

期待値分散二項分布確率変数サイコロ
2025/5/10

原点から出発する点Pが座標平面上を動く。サイコロを投げて1,2,3,4の目が出たらx軸方向に+1、それ以外の目が出たらy軸方向に+1移動する。サイコロを6回投げた後のPのx座標をX、y座標をYとすると...

期待値分散二項分布確率変数
2025/5/10

確率変数 $X$ が与えられた確率分布に従うとき、$X$ の期待値を求めます。答えは小数第3位を四捨五入します。 確率分布は以下の通りです。 - $X = 30$ のとき、$P = 0.5$ - $X...

期待値確率変数確率分布
2025/5/10