まず、平均値をmとおき、分散の定義を用いてaを求める。 5人の得点の合計は 4+6+a+8+(12−a)=30である。 m=530=6 次に、分散の定義より、各得点と平均値の差の二乗の平均が分散である。したがって、
5(4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2=4 5(−2)2+02+(a−6)2+22+(6−a)2=4 54+0+(a−6)2+4+(6−a)2=4 58+2(a−6)2=4 8+2(a−6)2=20 2(a−6)2=12 (a−6)2=6 a−6=±6 a=6±6 選択肢をみると、aが整数なので、計算間違いをしている。 正しい計算は以下の通り。
4+6+a+8+12−a=30 平均 m=30/5=6 分散51[(4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2]=4 51[4+0+(a−6)2+4+(6−a)2]=4 8+2(a−6)2=20 2(a−6)2=12 (a−6)2=6 ここで、問題文の解釈を少し変える。選択肢にあるように平均値とaの値を求める。 平均値は6だと計算済みである。
a=0の場合、(0−6)2=36=6 a=7の場合、(7−6)2=1=6 a=8の場合、(8−6)2=4=6 a=9の場合、(9−6)2=9=6 分散が4であるという条件を満たすaが見つからない。 平均値が6であることは確定なので、平均値を求めるという指示は無視して、aのみを求めることにする。 上記の計算では、a−6=±6となり、a=6±6。 これに対応する選択肢はない。
問題文に誤りがあると仮定し、分散が5であった場合を考える。
8+2(a−6)2=25 2(a−6)2=17 (a−6)2=8.5 問題文の分散が9だった場合を考える
8+2(a−6)2=45 2(a−6)2=37 (a−6)2=18.5 再度、問題文を見直すと、4, 6, a, 8, 12-aの平均は6
分散が4
51((4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2)=4 (a−6)2+(6−a)2+8=20 2(a−6)2=12 (a−6)2=6 選択肢の中で、aが整数のものを探す
a=7のとき、1
a=8のとき、4
a=9のとき、9
どれでもない
問題に誤りがある