ステップ1: 平均値を求める
平均値 m は、データの合計をデータの数で割ったものである。 m=54+6+a+8+(12−a)=530=6 平均値は6である。
ステップ2: 分散を求める
分散は、各データ点と平均値との差の二乗の平均である。
分散=5(4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2=4 (−2)2+02+(a−6)2+22+(6−a)2=20 4+0+(a−6)2+4+(6−a)2=20 2(a−6)2+8=20 2(a−6)2=12 (a−6)2=6 a−6=±6 a=6±6 この時点で選択肢に合致するものがないので、計算を見直す。
分散が4なので、
5(4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2=4 5(−2)2+02+(a−6)2+22+(6−a)2=4 54+0+(a2−12a+36)+4+(36−12a+a2)=4 58+2a2−24a+72=4 52a2−24a+80=4 2a2−24a+80=20 2a2−24a+60=0 a2−12a+30=0 解の公式を用いると、
a=2(1)−(−12)±(−12)2−4(1)(30)=212±144−120=212±24=212±26=6±6 ここで、平均値が6であることと、分散が4であることを再確認する。
もう一度計算すると、
54+6+a+8+12−a=530=6 5(4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2=4 54+0+(a−6)2+4+(6−a)2=4 58+2(a−6)2=4 8+2(a−6)2=20 2(a−6)2=12 (a−6)2=6 a=0のとき、得点は、4,6,0,8,12。平均は530=6。分散は54+36+4+36=580=16=4 a=12のとき、得点は、4,6,12,8,0。平均は530=6。分散は54+0+36+4+36=580=16=4 問題文の意味が違うのか。
ステップ3:選択肢から答えを推測する。
もし、平均値が8であれば、
54+6+a+8+12−a=8 530=6=8 したがって、平均値は8ではない。
分散が4となることを考慮すると、選択肢Aの平均0はありえない。
もしa=8のとき、12-a=4となる。
点数は4,6,8,8,4となり、平均は(4+6+8+8+4)/5 = 30/5 = 6
分散は((4-6)^2 + (6-6)^2 + (8-6)^2 + (8-6)^2 + (4-6)^2) / 5 = (4+0+4+4+4)/5 = 16/5 = 3.2
a=8ではない。
ステップ4:計算ミスの確認。
平均:m=54+6+a+8+12−a=530=6 分散:5(4−6)2+(6−6)2+(a−6)2+(8−6)2+(12−a−6)2=4 54+0+(a−6)2+4+(6−a)2=4 58+2(a−6)2=4 8+2(a−6)2=20 2(a−6)2=12 (a−6)2=6 a−6=±6 a=6±6 やはりこれが正しい。
分散=4であり、得点が4,6,a,8,12-aであるので、選択肢Aが最も可能性が高い。