5人が円形に並ぶとき、全部で何通りの並び方があるかを求める問題です。

離散数学順列円順列組み合わせ
2025/4/7

1. 問題の内容

5人が円形に並ぶとき、全部で何通りの並び方があるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

円順列の場合、通常の順列とは異なり、回転して同じになる並び方を同一視します。
まず、5人を一列に並べる順列の総数は 5!5! です。
しかし、円順列では、例えばA, B, C, D, Eという並びと、B, C, D, E, Aという並びは同じものとみなされます。
5人の円順列では、5通り回転させると同じ並びになるため、5!5! を 5 で割る必要があります。
したがって、5人の円順列の総数は、
5!5=(51)!=4!\frac{5!}{5} = (5-1)! = 4!
となります。
4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24

3. 最終的な答え

24通り

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