$x = -5$ のとき最小値 $-2$ をとり、点 $(-3, 10)$ を通る2次関数を求めなさい。

代数学二次関数2次関数最大値・最小値平方完成
2025/4/7

1. 問題の内容

x=5x = -5 のとき最小値 2-2 をとり、点 (3,10)(-3, 10) を通る2次関数を求めなさい。

2. 解き方の手順

最小値問題なので、2次関数を y=a(xh)2+ky = a(x - h)^2 + k の形式で表すことを考えます。
問題文より、頂点の座標が (5,2)(-5, -2) であることがわかります。したがって、
y=a(x+5)22y = a(x + 5)^2 - 2
と表せます。
次に、この2次関数が点 (3,10)(-3, 10) を通ることから、x=3x = -3y=10y = 10 を代入して、aa の値を求めます。
10=a(3+5)2210 = a(-3 + 5)^2 - 2
10=a(2)2210 = a(2)^2 - 2
10=4a210 = 4a - 2
12=4a12 = 4a
a=3a = 3
したがって、求める2次関数は y=3(x+5)22y = 3(x + 5)^2 - 2 となります。これを展開して整理します。
y=3(x2+10x+25)2y = 3(x^2 + 10x + 25) - 2
y=3x2+30x+752y = 3x^2 + 30x + 75 - 2
y=3x2+30x+73y = 3x^2 + 30x + 73

3. 最終的な答え

y=3x2+30x+73y = 3x^2 + 30x + 73