まず、三角形ABCの内角の和は180度であることから、角Aを求めます。
∠A=180∘−∠B−∠C ∠A=180∘−40∘−20∘=120∘ 次に、外心の性質を利用します。外心とは三角形の各頂点から等しい距離にある点であり、外心Oを中心とする円は三角形ABCの外接円になります。
角BOCは、円周角∠BACの中心角であり、円周角の2倍になります。
∠BOC=2∠A ∠BOC=2×120∘=240∘ 次に、角xを求めます。角xは、角BOAと角COAの合計です。点Oが外心であることから、OA=OB=OCなので、三角形OABと三角形OACは二等辺三角形です。
三角形OABにおいて、OA=OBなので、角OAB=角OBAです。
∠OAB=∠OBA=x1 (角xを分割した角OAB) ∠AOB=180∘−2x1 三角形OACにおいて、OA=OCなので、角OAC=角OCAです。
∠OAC=∠OCA=x2 (角xを分割した角OAC) ∠AOC=180∘−2x2 角xは角OAB + 角OACなので、x=x1+x2です。 また、∠AOB+∠AOC=360∘−∠BOCです。 ∠AOB+∠AOC=360∘−240∘=120∘ (180∘−2x1)+(180∘−2x2)=120∘ 360∘−2(x1+x2)=120∘ 2(x1+x2)=360∘−120∘=240∘ x1+x2=120∘ 三角形OABで、∠OBA=40 より、∠OAB=40 なので、x1=40∘です。 三角形OACで、∠OCA=20 より、∠OAC=20 なので、x2=20∘です。 よって、x=x1+x2=40∘+20∘=60∘ です。 角xは角BACの半分になります。外心の性質より、∠BOC=2∠BAC=240∘、∠A=120∘ 角度 x = ∠OAB+∠OAC = 30