円周角の定理を利用して、角度xを求める問題です。円の中心をO、円周上の点をA, B, Cとし、直線ATは点Aで円に接しています。角BCAは29度です。求めたいのは角BAT、つまり$x$の角度です。

幾何学円周角の定理接線角度図形
2025/4/7

1. 問題の内容

円周角の定理を利用して、角度xを求める問題です。円の中心をO、円周上の点をA, B, Cとし、直線ATは点Aで円に接しています。角BCAは29度です。求めたいのは角BAT、つまりxxの角度です。

2. 解き方の手順

まず、円周角の定理より、中心角∠BOAは円周角∠BCAの2倍になります。
BOA=2×BCA∠BOA = 2 × ∠BCA
BOA=2×29°=58°∠BOA = 2 × 29° = 58°
次に、半径OAと接線ATは直交するため、∠OATは90度です。
OAT=90°∠OAT = 90°
したがって、角BAT、xx は∠OATから∠BOAを引いたものになります。しかし、OAは半径なので、三角形OBAは二等辺三角形になります。つまり、∠OBA = ∠OABとなります。
∠BOA = 58°なので、
OBA=OAB=(180°58°)/2=122°/2=61°∠OBA = ∠OAB = (180°-58°)/2 = 122°/2 = 61°
∠BAT = ∠OAT - ∠OAB = 90° - 61° = 29°
となります。
または、円に内接する四角形において、内角に対する外角は対角に等しいという性質を用います。
円に内接する四角形の頂点の一つをA,B,C,Dとし、点Aにおける外角をEとすると、∠EAB = ∠BCDとなります。
∠BAT = ∠BCA = 29°
となります。

3. 最終的な答え

29°

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