点Oは三角形ABCの外心である。角BACが$63^{\circ}$、角ABOが$48^{\circ}$のとき、角Pの大きさを求める。

幾何学三角形外心角度円周角二等辺三角形
2025/4/7

1. 問題の内容

点Oは三角形ABCの外心である。角BACが6363^{\circ}、角ABOが4848^{\circ}のとき、角Pの大きさを求める。

2. 解き方の手順

外心Oは三角形ABCの外接円の中心である。したがって、OA = OB = OC。
三角形OABは二等辺三角形であるから、角OAB = 角ABO = 4848^{\circ}
角BAC = 角BAO + 角OAC = 6363^{\circ}であるから、角OAC = 6348=1563^{\circ} - 48^{\circ} = 15^{\circ}
三角形OACも二等辺三角形であるから、角OCA = 角OAC = 1515^{\circ}
角ABC = 角ABO + 角OBC = 4848^{\circ} + 角OBC。
三角形OBCも二等辺三角形であるから、角OBC = 角OCB。
角ACB = 角ACO + 角OCB = 1515^{\circ} + 角OCB。
三角形ABCの内角の和は180180^{\circ}であるから、
角ABC + 角ACB + 角BAC = 180180^{\circ}
(48+(48^{\circ} + 角OBC)+(15+) + (15^{\circ} + 角OCB)+63=180) + 63^{\circ} = 180^{\circ}
48+48^{\circ} + 角OBC+15+ + 15^{\circ} + 角OCB+63=180 + 63^{\circ} = 180^{\circ}
126+126^{\circ} + 角OBC+ + 角OCB= = 180^{\circ}$。
角OBC + 角OCB = 180126=54180^{\circ} - 126^{\circ} = 54^{\circ}
角OBC = 角OCBであるから、2 * 角OBC = 5454^{\circ}
角OBC = 54/2=2754^{\circ} / 2 = 27^{\circ}
したがって、角OCB = 2727^{\circ}
角ABC = 48+27=7548^{\circ} + 27^{\circ} = 75^{\circ}
角ACB = 15+27=4215^{\circ} + 27^{\circ} = 42^{\circ}
中心角は円周角の2倍であるから、角BOC = 2 * 角BAC = 2 * 63=12663^{\circ} = 126^{\circ}
三角形OBCにおいて、角BOC + 角OBC + 角OCB = 180180^{\circ}
126+27+27=180126^{\circ} + 27^{\circ} + 27^{\circ} = 180^{\circ}
角BPC = 角BOC = 126126^{\circ}

3. 最終的な答え

126

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