一辺の長さが $\sqrt{7}$ の正三角形 $ABC$ があり、$\triangle ABC$ の外接円の点 $B$ を含まない弧 $CA$ 上に $CD=1$ となる点 $D$ をとる。線分 $AC$ と $BD$ の交点を $E$ とする。このとき、$\angle ADC$, $AD$, $\triangle ACD$ の面積、$\triangle ACD$ の内接円の半径、$AE:EC$, $\triangle CDE$ の面積を求める。
2025/6/18
1. 問題の内容
一辺の長さが の正三角形 があり、 の外接円の点 を含まない弧 上に となる点 をとる。線分 と の交点を とする。このとき、, , の面積、 の内接円の半径、, の面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) 円周角の定理より、。ただし、点Dは点Bを含まない弧CA上にあるので、。
(2) において、余弦定理を用いると、
より
の面積 は
の内接円の半径を とすると、
と において、、
(円周角の定理から)
と は相似
したがって、
よって
。
ただし、 は整数比である必要があるので、 ではない。
より、メネラウスの定理を使用。
。XはAC上の点。
の面積を求める。
。
の面積 は
の面積が
から
なので、
の面積は
3. 最終的な答え
の面積は
の内接円の半径は
の面積は