円と直線の共有点の個数を求めるには、直線の方程式を円の方程式に代入し、得られた二次方程式の判別式を調べます。
まず、直線の方程式 y=−x+5 を円の方程式 x2+y2=5 に代入します。 すると、次のようになります。
x2+(−x+5)2=5 これを展開して整理します。
x2+(x2−10x+25)=5 2x2−10x+20=0 x2−5x+10=0 この二次方程式の判別式 D を計算します。判別式は D=b2−4ac で求められます。この場合、a=1, b=−5, c=10 なので、 D=(−5)2−4(1)(10)=25−40=−15 判別式 D の値が負であるため、D<0 となり、この二次方程式は実数解を持ちません。したがって、円と直線は共有点を持ちません。