複素数平面上の異なる3点 $\alpha, \beta, \gamma$ が一直線上にあるとき、次の等式が成り立つことを証明する。 $\overline{\alpha}(\beta - \gamma) + \overline{\beta}(\gamma - \alpha) + \overline{\gamma}(\alpha - \beta) = 0$
2025/4/9
1. 問題の内容
複素数平面上の異なる3点 が一直線上にあるとき、次の等式が成り立つことを証明する。
2. 解き方の手順
3点 が一直線上にある条件は、 が実数であることである。
つまり、 が成り立つ。
次に、証明すべき式 を変形する。
両辺の共役複素数を取ると、
これは、3点 が一直線上にある条件から導いた式と同じである。
したがって、 が成り立つ。