(1) 点Qが放物線 $y = x^2$ 上を動くとき、点A(2, -2)と点Qを結ぶ線分AQを1:2に内分する点Pの軌跡を求めます。 (2) 点Qが円 $x^2 + y^2 = 4$ 上を動くとき、点A(4, 2)に関して点Qと対称な点Pの軌跡を求めます。

幾何学軌跡放物線内分点対称点
2025/6/22

1. 問題の内容

(1) 点Qが放物線 y=x2y = x^2 上を動くとき、点A(2, -2)と点Qを結ぶ線分AQを1:2に内分する点Pの軌跡を求めます。
(2) 点Qが円 x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 上を動くとき、点A(4, 2)に関して点Qと対称な点Pの軌跡を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
点Qの座標を (s,s2)(s, s^2) とおき、点Pの座標を (x,y)(x, y) とおきます。
線分AQを1:2に内分する点Pの座標は、内分公式より、
x=2+s3x = \frac{2 + s}{3},
y=2+s23y = \frac{-2 + s^2}{3}
となります。
これらをsについて解くと、
s=3x2s = 3x - 2,
s2=3y+2s^2 = 3y + 2
となります。
s2=(3x2)2s^2 = (3x - 2)^2であるので、
(3x2)2=3y+2(3x - 2)^2 = 3y + 2
9x212x+4=3y+29x^2 - 12x + 4 = 3y + 2
3y=9x212x+23y = 9x^2 - 12x + 2
y=3x24x+23y = 3x^2 - 4x + \frac{2}{3}
(2)
点Qの座標を (s,t)(s, t) とおき、点Pの座標を (x,y)(x, y) とおきます。
点A(4, 2)は線分PQの中点なので、中点公式より、
4=x+s24 = \frac{x + s}{2},
2=y+t22 = \frac{y + t}{2}
となります。
これらをs, tについて解くと、
s=8xs = 8 - x,
t=4yt = 4 - y
となります。
点Qは円 x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 上の点なので、s2+t2=4s^2 + t^2 = 4を満たします。
よって、
(8x)2+(4y)2=4(8 - x)^2 + (4 - y)^2 = 4
(x8)2+(y4)2=4(x - 8)^2 + (y - 4)^2 = 4

3. 最終的な答え

(1) y=3x24x+23y = 3x^2 - 4x + \frac{2}{3}
(2) (x8)2+(y4)2=4(x - 8)^2 + (y - 4)^2 = 4

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