まず、正弦定理を使ってACの長さを求めます。正弦定理とは、三角形ABCにおいて、a, b, cを各辺の長さ、A, B, Cを各角の大きさとしたとき、
sinAa=sinBb=sinCc=2R が成り立つ、というものです。Rは外接円の半径です。
今回は、∠B=45∘、BC = a = 4、R = 4なので、 sin45∘4=2×4 sin45∘=22 なので、 224=8 4×22=8 28=8 これは正しいです。
次にAC = bを求めます。
sinBb=2Rより、sinBb=2R sinBAC=2R sinCAC=8 となり、2R=8です。したがって、2R=sinBAC を整理すると、 AC=2RsinC b=2RsinB=8sin45∘=8×22=42 したがって、AC=42です。 次に、余弦定理を使ってABの長さを求めます。
b2=a2+c2−2accosB ここで、a=4, b=42, B=45∘なので、 (42)2=42+c2−2×4×c×cos45∘ 32=16+c2−8c×22 c2−42c−16=0 c=242±(42)2−4×1×(−16) c=242±32+64 c=242±96 c=242±46 c=22±26 c=2(2±6) AB > 0なので、c=2(6+2)