$\int 4x dx$ を計算して、不定積分を求めなさい。

解析学積分不定積分定数倍公式適用
2025/4/7

1. 問題の内容

4xdx\int 4x dx を計算して、不定積分を求めなさい。

2. 解き方の手順

不定積分の基本的な公式 xndx=xn+1n+1+C\int x^n dx = \frac{x^{n+1}}{n+1} + C (ただし、n1n \neq -1)を利用します。
まず、積分記号の外に定数 44 を出すことができます。
4xdx=4xdx\int 4x dx = 4 \int x dx
次に、xx の指数は 11 なので、n=1n=1 として上記の公式を適用します。
4x1dx=4x1+11+1+C=4x22+C4 \int x^1 dx = 4 \cdot \frac{x^{1+1}}{1+1} + C = 4 \cdot \frac{x^2}{2} + C
最後に、式を整理します。
4x22+C=2x2+C4 \cdot \frac{x^2}{2} + C = 2x^2 + C

3. 最終的な答え

2x2+C2x^2 + C

「解析学」の関連問題

$a, b$ が実数全体を動くとき、定積分 $\int_{0}^{\pi} (x - a - b \cos x)^2 dx$ の最小値を求め、そのときの $a, b$ の値を求める問題です。

定積分最小値平方完成積分計算
2025/6/8

与えられた9つの定積分をそれぞれ計算します。 (1) $\int_{1}^{4} \frac{1}{\sqrt{x}} dx$ (2) $\int_{0}^{\pi} \cos{t} dt$ (3) ...

定積分積分
2025/6/8

区間 $[0, 2\pi]$ で定義された2つの関数 $f(t) = \sin t$ と $g(t) = \cos t$ の相互相関関数 $R_{fg}(\tau)$ を求め、規格化すること。また、$...

相互相関関数三角関数積分フーリエ解析
2025/6/8

$2\sin\theta = -\sqrt{2}$ を満たす $\theta$ を求める問題です。ただし、$\theta$ の範囲が指定されていないため、一般解を求めます。

三角関数三角方程式一般解sin
2025/6/8

以下の2つの関数について、指定された極限における無限小または無限大の位数を求める問題です。 (1) $f(x) = \frac{x^2}{\log(1+x^2) + 2\cos x - 2}$ ($x...

極限テイラー展開無限小無限大関数の極限
2025/6/8

関数 $f(x) = \log(\sqrt{a^2+x^2}-x)$ が与えられています。この関数を微分し、多項式 $f(0)+f'(0)x+\frac{f''(0)}{2!}x^2+\frac{f'...

微分対数関数テイラー展開関数の微分
2025/6/8

不定積分 $\int e^x \cos x dx$ を求めよ。

不定積分部分積分指数関数三角関数
2025/6/8

正の定数 $a$ に対して関数 $f(x) = \log(\sqrt{a^2 + x^2} - x)$ が与えられています。$f(x)$ を微分し、多項式 $f(0) + f'(0)x + \frac...

微分対数関数テイラー展開関数の微分
2025/6/8

次の3つの不定積分を求めます。 (1) $\int \log(3x) \, dx$ (2) $\int x \log(x) \, dx$ (3) $\int \log(x+1) \, dx$

積分不定積分対数関数部分積分
2025/6/8

放物線 $C_1: y = 2x^2$ があり、$C_1$ 上の点 $A(1, 2)$ における $C_1$ の接線を $l$ とする。接線 $l$ の傾き、方程式を求める。次に、放物線 $C_2: ...

微分接線積分面積
2025/6/8