不定積分 $\int (3t^3 - 8t^2 + 2t + 8x^3) dt$ を求めなさい。ただし、$x$ は $t$ に無関係とする。

解析学不定積分積分多項式
2025/4/7

1. 問題の内容

不定積分 (3t38t2+2t+8x3)dt\int (3t^3 - 8t^2 + 2t + 8x^3) dt を求めなさい。ただし、xxtt に無関係とする。

2. 解き方の手順

不定積分を計算します。xxtt に無関係なので、積分定数のように扱います。
各項を個別に積分します。
3t3dt=3t3dt=3t44=34t4\int 3t^3 dt = 3 \int t^3 dt = 3 \cdot \frac{t^4}{4} = \frac{3}{4}t^4
8t2dt=8t2dt=8t33=83t3\int -8t^2 dt = -8 \int t^2 dt = -8 \cdot \frac{t^3}{3} = -\frac{8}{3}t^3
2tdt=2tdt=2t22=t2\int 2t dt = 2 \int t dt = 2 \cdot \frac{t^2}{2} = t^2
8x3dt=8x31dt=8x3t\int 8x^3 dt = 8x^3 \int 1 dt = 8x^3t
したがって、不定積分は次のようになります。
(3t38t2+2t+8x3)dt=34t483t3+t2+8x3t+C\int (3t^3 - 8t^2 + 2t + 8x^3) dt = \frac{3}{4}t^4 - \frac{8}{3}t^3 + t^2 + 8x^3t + C
ここで、CC は積分定数です。

3. 最終的な答え

34t483t3+t2+8tx3+C\frac{3}{4}t^4 - \frac{8}{3}t^3 + t^2 + 8tx^3 + C

「解析学」の関連問題

問題は3つあります。 問題7-1: 関数 $y = e^x - e^{-x}$ の逆関数とその導関数を求めよ。 問題7-2: 関数 $y = x^x$ ($x > 0$)の導関数を求めよ。 問題7-3...

逆関数導関数微分合成関数の微分連鎖律対数微分法
2025/6/8

関数 $f(x) = \begin{cases} \frac{x^3 - 3x^2 + 2x}{x-1} & (x \neq 1) \\ 1 & (x=1) \end{cases}$ の連続性を調べる...

関数の連続性極限絶対値ガウス記号
2025/6/8

正数 $\epsilon$ が与えられたとき、以下の2つの条件を満たすような正数 $\delta$ をそれぞれ $\epsilon$ の式で表す問題です。 (1) $0 < |x - 3| < \de...

イプシロン-デルタ論法極限不等式
2025/6/8

次の極限を求めます。 $$\lim_{x \to \frac{\pi}{2}} \frac{\frac{1}{x - \frac{\pi}{2}}}{\tan x}$$

極限三角関数置換積分
2025/6/8

問題2は、与えられた関数の指定された点における左極限と右極限を求める問題です。問題3は、与えられた極限を求める問題です。

極限関数の極限片側極限絶対値対数関数tan関数
2025/6/8

次の極限を求める問題です。 (a) $\lim_{x \to \infty} 5^x$ (b) $\lim_{x \to \infty} (\frac{3}{4})^x$ (c) $\lim_{x \...

極限指数関数対数関数
2025/6/8

極限 $\lim_{x \to 1} \frac{x^n - 1}{x - 1}$ を求める。

極限ロピタルの定理二項定理有理化ガウス記号
2025/6/8

与えられた関数 $f(x)$ のマクローリン展開($x=0$ のまわりのテイラー展開)の、0でない最初の3項を求める問題です。関数は以下の3つです。 (a) $f(x) = e^{2x}$ (b) $...

テイラー展開マクローリン展開微分三角関数指数関数
2025/6/8

与えられた4つの関数に対して、3次導関数を求める問題です。具体的には、 (a) $y = x^4 - 2x^3 + 3x^2 - 5$ (b) $y = \sin 3x$ (c) $y = e^{2x...

微分導関数3次導関数指数関数三角関数対数関数多項式
2025/6/8

区間 $[0, 2\pi]$ で定義された二つの関数 $f(t) = \sin t$ と $g(t) = \cos t$ がある。自己相関関数 $R_{ff}(\tau)$ および $R_{gg}(\...

自己相関関数積分三角関数フーリエ解析
2025/6/8